犬 ダイエット 肥満

犬の肥満に困っている飼い主さんへ

避妊や去勢後にワンちゃんが太ってしまったとお悩みの方はいませんか?

 

私もその一人です。

 

間食はなるべく控えたいと思っているし、ねだられてもないのに与えることはないのに、なぜ愛犬は太ってしまうのでしょうか?

 

人間と同じように、犬の太りすぎ(肥満)も病気のリスクを高めてしまいます。できるだけ長く健康でいてもらうには、ワンちゃんの体重管理も飼い主がしっかりコントルールする必要があります。

 

今回はつい陥ってしまいがちな肥満の原因と解決策をまとめたいと思います。愛犬の肥満対策を考えているなら、ぜひ参考にしてみてください。

犬が太ってしまう背景

太る犬とそうでない犬の違い

ドッグフードを食べて、「ハイおしまい!」で犬が納得してくれれば、何の苦労もありません。きっと食の細いワンちゃんもいるでしょう。食いしん坊の犬は、普段どんな行動をとっているのか、私の犬を例にご紹介します。実は夕飯の調理をはじめてから食後の片付けが終わるまで、私のそばにくっ付いているのです。

 

食いしん坊の犬はおねだり上手

おねだり上手な犬は、こちらがどう動くか監視しています。もし私が紅茶の入った戸棚を開けたら、次に冷蔵庫からミルクを取り出すだろうと察した犬が、先手を打って犬小屋へダッシュするのです。私はハウスを命じた覚えはありませんが、犬がご褒美をすっかり貰うつもりで待っているので、ついミルクをやってしまいます。

 

出汁を取る動作、豆腐を切るタイミングなど、朝食作りの手順を覚え、少しのチャンスも見逃しません。また引き際もちゃんと心得ているようで、私が玉ねぎを切ったり、しゃもじを片付けたりしはじめると、うずくまって寝てしまいます。

 

ついおやつを与えてしまう飼い主の心理

犬がおやつを欲しがっているのに、もし相手にしなかったらどうなるでしょう。うちの犬はいじけて自分の前足をペロペロと舐めはじめます。山や海へ連れて行ってあげられる訳でもないし、食べることが唯一の楽しみとなっている犬から、その楽しみまでを奪っていいものかと迷ってしまうのです。でも後で病気になって苦しい思いをさせるのは可哀そうなので、何とか解決したいと思ってはいます。

 

家族のそれぞれが犬におやつを与える問題もあります。孫(犬)の喜ぶ顔を見るのが何よりも楽しみというおじいちゃんおばあちゃんに、あまり強く文句は言えません。だいいち注意したところで、素直に聞いてくれないでしょう。そんなときはお医者さんからの指示を口実にしてみてはいかがでしょうか。娘から小言を言われるのと違って、効果を見せる可能性があります。

 

少しの増加を見逃しがち

うちの犬は去勢後に数年かかって体重が少しずつ増えていきました。その都度きちんと体重をセーブしなければいけなかったのでしょう。ところが100g単位を私があまり気に留めていなかったことが災いし、とうとうkgの王台にのってしまいました。急に慌てて対策を練ろうとしても、太ったのと同じ年月かそれ以上に時間がかかるかもわかりません。

犬のダイエットは必ず体調と相談を

運動よりも体重管理が効果的

肥満になると、成人病など様々な病気の原因にもなるでしょうし、太っている分、関節に負担がかかってしまいます。階段の上り下りも大変です。夏場はただでさえ、ふかふかの毛で覆われているところへ脂肪がついては、バテるのも早くなるでしょう。

 

人間のダイエット方法を、そのまま採用して良いかと言うと、少し疑問があります。人間は食事を選り好みするので、栄養が偏ることも多いでしょう。でも犬がドッグフードを食べている限りは、その心配は少なそうです。ドッグフードのプロマネージの公式ページ※2を見ると、おやつは全体の1割以下に留め、その分ドッグフードを減らすよう勧めています。

 

犬にとって近所の散歩は運動とは言えず、減量にはならないと聞きます。かと言って犬がバテてしまうような激しいトレーニングは体やストレスにも良くありませんよね。やはり犬のダイエットは食事管理がメインとなるでしょう。そこでネットで集めた食事管理法をまとめてみました。

 

  • おやつ、餌を制限する
  • カロリーの低いおやつにする(ゆで野菜など)
  • 炭水化物を控える
  • 低カロリーの肉にする(鹿など)
  • 餌をゆっくり食べられる工夫をする

 

体重10kgを目指すなら餌は体重9kg用の量に

ドッグフードは体重別に供給量が決められています。私は犬の体重が増えるごとに与える量を変えていました。でもよく考えてみたら、これこそ大きな間違いでした。成長期の子犬ならともかく、肥満体重を基準にして供給量を増やせば、ますます太ってしまうのは当たり前。お医者さんの本※3 によると体重12kgの犬が10sに減量したい場合、餌の量は体重9s用に制限するようにとありました。体調と体重を常に確認しながら慎重に実践していきたいですね。

 

軽量カップのグラム数はドッグフードによって違う

軽量カップの200ccとドッグフードのグラム数が結構ややこしくて、量を勘違いしたこともあります。ドッグフードは大きさがいろいろあるせいか、商品ごとに200ccが何グラムに該当するかも違います。パッケージの説明を確認することが必要なんですね。例えばサイエンス・ダイエット「シニアライト」の場合なら、200ccカップ1杯が80gです。

 

ドッグフードによって1日当たりの供給量の目安が違う

体重5sの犬で比較してみましょう。ニュートロ「成犬用鹿肉&玄米 超小型犬〜小型犬の成犬用」は、1日当たり85g。※4 それに対しサイエンス・ダイエット「小型犬 シニアライト」は105gです。※5 20gの差と言えばおやつ2回分くらいはありそうですね。例えば食欲旺盛なワンちゃんには、105gのうち20gをおやつ用にして、カロリーの高いおやつをやめてみるのも良いかもしれません。

 

同じ肥満防止用でもカロリーに差がある

カロリーが低いドッグフードもあります。例えばプロマネージ「避妊・去勢している犬用」は100g当たり 340kcal※6 なのに対し、ロイヤルカナンの食事療法食「満腹感サポートスペシャルドライ」は267 kcal。※7 かなりの差がありますが、1日当たりの供給量の目安は、2つの製品に大した差は見られません。ロイヤルカナンの公式サイトを確認したところ、食物繊維で増量していると言うことでした。

 

これまでしてきた対策と、これから取り組むこと

以上のことを踏まえて、これからどう食事制限をしていくか考えてみました。私が主にこれまで実行してきたのは、ドッグフードの量を減らすこと、おもちゃを使って小分けに与えること、おやつをゆで野菜にすることの3点です。今後はフンの様子や体調を見ながら、もう少し餌の量を減らしてみて、おやつの方は今までの半分サイズにカットしようと思います。ドッグフードの種類も検討してみます。

 

またうちの両親が夕飯のおかずを、ちょっとずつ犬にやってしまう習慣については、おかずの代わりに、カロリーの低い犬用おやつを用意する予定です。皆さんも一緒に頑張りましょう。千里の道も一歩からです!

 

参照サイト・書籍