犬 不安分離症

犬のいたずらは不安分離症かも?

していけない場所におしっこをする、家具をかじる・・・

 

もしワンちゃんにこんな行動が見られたら、もしかすると分離不安症の傾向があるかもしれません。

 

分離不安症とは一体どんなものなのでしょうか?

 

体験談や対策、さらには鎮静効果のある食べ物やハーブについてもお伝えします!

分離不安症の特長

お漏らしやいたずらが多い

犬の病気の本を見ると、犬が留守番時などの不安から粗相をしたり、家具をかじったりするのは、分離不安症の傾向のある犬と書いてあります。またインターネットの情報の中には、家族が留守をしたときに遠吠えをするとか、四六時中、犬が飼い主の動きを目で追い、ついて回るなどの例も挙げられていました。

 

治療が必要な境界線は?

お漏らしくらいなら結構よくあることだと思いませんか? 私はてっきりパニックに襲われるとか、いつまでも吠え続けるなど、よほどの状況の事かと思っていたので、正直少し意外でした。うちの犬にも当てはまるな〜と感じたのです。

 

それでは治療が必要なケースと、そうでないものとの境界線はどこにあるのでしょう。誰でも不安要素は少しくらい持っていると思いますが、程度の差があるようです。人間の例でよく聞くのが普段の生活に支障が出るか出ないか。犬の場合もやはりパニックになったり、いつまでも吠え続けたりするようなら治療が必要なのかもしれません。

 

分離不安症の原因

犬の病気の本によると、分離不安症の原因はトラウマや可愛がりすぎなどが挙げられています。分離不安症=飼い主さんに対する依存度の高さと言っても良さそうです。遠吠えなどの問題を放置したままでいると、一緒に暮らす家族にとっても、だんだん重荷になってきます。また本来なら改善できるケースが見逃されてしまうこともあるでしょう。

分離不安症を改善するための対策

それでは分離不安症を改善するための対策をいくつか見ていきましょう。主なものは以下の5つです。

 

1. 不安になる環境を減らす
2. だんだん慣らす(行動療法)
3. 飼い主への依存度を和らげる
4. 適度な運動
5. 薬による治療

 

必要なのはしつけよりリハビリ

粗相をしたら、つい??りつけたくなりがちです。でも不安から起こる症状の場合は、まずその不安を取り除いてあげることが解決につながります。犬によって不安の原因は様々ですから、それに合わせた細かな工夫が必要でしょう。

 

出掛ける前に、「行ってくるね〜」などと声を掛けると、かえって犬の不安をあおってしまいます。正しい方法かどうかはわかりませんが、私は出掛けるときにおやつをあげて、犬がおやつに注目している間に、そっと玄関を出ます。犬は私が出掛ける支度をはじめるとすぐに勘付いてしまいますが、半分はおやつに期待した顔をします。

 

毎日の習慣を利用してリハビリする

一般的によく聞くのは、ちょこちょことコンビニなどに出掛けて、短時間の留守番させる訓練です。うちの犬は、そのくらいだと全然平気な様子です。玄関で寝ていたらしく、お出迎えしながら、あくびなどしています。リハビリは根気強さが必要ですが、散歩など毎日必要なことと合わせて行えば長続きできそうです。またうちの犬は私がトイレやお風呂に入っている間、実に不満そうですが、いつもの事なので待たされるのが習慣になっています。

 

一匹でいる時間を作る

私の犬は夜になると自分で小屋に戻ります。もう習慣になっているので、私と離れていてもそれほど寂しくないようです。いつも夕食時には家族と一緒に過ごすのですが、私だけ食事の時間をずらして2階へ引き揚げます。犬もちゃんとそれを理解しているようで、この時ばかりは私の後を追いません。

 

引き際も大切

普段より長い時間待たされると、やがてしびれを切らして扉を引っかきはじめます。留守番の長さは、犬の精神状態を不安定にさせます。またリハビリがかえって不安をあおることもあります。私はしつけ本の例にならって犬を外の環境に慣れさせようと隣町のブロックまで散歩に行っていました。ところが家から遠くなればなるほど犬がおびえてしまい、何年たってもとうとう慣れませんでした。克服しきれないほど苦手なことは、犬にとって過度なストレスになるのでやめた方がいいのかもしれません。

 

運動不足による神経過敏

犬も人間と同じように、やはり家の中にじっとしていては、気分が晴れず、神経が過敏になるのではないでしょうか。心地よい眠りにつける程度の緊張感やエネルギーの消費が必要でしょう。外に出て風や草花、近所の犬の匂いを嗅いだらきっと気分が変わります。私の犬は私に似て出不精ですが、いろんな匂いに吸い寄せられて、つい長めに歩くこともあります。犬にも気晴しが必要です。

精神を安定させる食べ物

レタスは鎮静効果がある

レタスの鎮静効果はわりと有名です。※1 ラクッコピコリという成分の中にこの作用が含まれており、特にレタスの芯に多いと言うことです。犬がレタスを食べるのかどうか疑問に思われる方もいるかもわかりませんね。うちの犬はレタスのやわらかい部分よりも、食べごたえのある芯の方が好きです。またエンドウ豆もストレスを和らげる効果があるとされています。

 

注意点としては、犬に与えてはいけない食べ物の情報がネット上に氾濫していますので、犬が食べても大丈夫かどうか、また加熱の必要性やアレルギーの有無などを確認することをおすすめします。

 

アロマも有効

ラベンダーやカモミールなど鎮静効果のあるハーブはたくさんあります。芳香剤代わりに、マグカップのお湯にオイルを数滴ほど垂らして部屋に置くだけで良いそうです。※2 ちなみにうちの犬はくしゃみをしてしまって、アロマはあまりお気に召さない様子でした。ワンちゃんの体調や病気によっては、アロマを使ってはいけないケースもあります。

 

※1ヘルシー食材図鑑 服部 幸應(監修)
※2アロマ治療についての詳しい内容は、高橋動物病院名誉院長高橋徹監修「トイプードルの赤ちゃん元気&幸せに育てる365日」に記載があります。